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2025.02.14

持続可能な商品のご案内

 

Sustainable Products


 

BeWithSustainability

 

SOGOKAGUは、これまで「デザイン」と「品質」を追求した製品づくりに取り組むことで、
みなさまに快適に過ごしていただける空間づくりを進めてまいりました。
これからの未来に向けて、より安心して暮らせる社会と環境を残せるように、
私たちの持続可能な取り組みに貢献する商品をご紹介します。


 

ケイクバイオタイプ

モールドウレタン
ケイクの芯材は、「軟質モールドウレタン成形」により形作られています。
「軟質モールドウレタン成形」とは、「ポリオール」と「イソシアネート」と呼ばれる2種の液体を、蓋をした金型の中で混合・発泡させ成形するクッション材の製造方法です。
金型による自由な三次元曲面での成形が可能であり、ウレタンの表に高密度の構造被膜ができることによって、型崩れしにくく高い耐久性を持ったロングライフデザインを実現します。
植物由来の原料
軟質モールドウレタンは、ロングライフデザインを実現するという意味で、通常のウレタン製品に比べ環境に優しい商品ではありますが、一方で、限りある化石資源を使用しているという点では、その環境負荷の低減は私たちの長年の課題となっていました。
そんな時私たちが出会った素材が、「ケイクバイオタイプ」に使用されている、「ひまし油」を原料とした、「バイオポリオール」です。
カーボンニュートラルな社会の実現に向けて
植物由来の原料は、その成長の過程において光合成により二酸化炭素を吸収します。それにより商品が製造され、廃棄、焼却されるまでのライフサイクル全体でとらえた時、二酸化炭素の排出量を抑制する効果があります。
「ケイクバイオタイプ」は、芯材に使用されているウレタンの約27%をひまし油由来の原料に置き換えることで、日本国内でのバイオマスプラマークを取得いたしました。
ケイクBCS バイオタイプの商品詳細はこちら
ケイクⅡアッシュ バイオタイプの商品詳細はこちら

 

ファニチャーリノリウム

ファニチャーリノリウムとは?
主に家具・天板用のリノリウムとして、Forbo社の「ファニチャーリノリウム」を採用。亜麻仁油、ロジン、木粉、石灰粉、天然色素などの天然の原材料から作られています。自然素材ならではの温かみ、柔らかさがあるサスティナブルな表面材です。
ファニチャーリノリウムの効果と特徴
優れた効果
・抗ウィルス効果(不活化)
・抗菌効果(不活化)
・脱臭効果(アンモニア臭対策)
その他の特徴
・光沢を抑えたマットな仕上がり
・指紋がつきにくい
・帯電防止効果(ほこりが付きにくい)
・高い筆圧感知性(ソフトな書き心地)
ご使用上の注意とメンテナンスについて
・柔らかい素材の為、鋭利な物は傷で傷がつく可能性があります。
・日常的な掃除は湿った布巾で拭き、乾いてからご使用ください。
・液体などをこぼして汚れが付いた際はすぐに拭き取ってください。
・表面に落ちにくいインクやペンの跡などが付いた場合は、必要に応じて薄めた中性洗剤を使用してください。
詳しいメンテナンス方法については、Forbo社ホームページ掲載のメンテナンスをご参照ください。
ネクスマ リノリウムタイプの商品詳細はこちら
リノリウム・積層天板の商品詳細はこちら

 

コラーナシリーズ(植物由来のバイオマスロジンシートを使用)

松ヤニ由来のバイオ塩ビシート
生産時に多くのCO2を排出する石油由来ではなく、木質由来で低炭素の松ヤニを原料としたバイオ塩ビシートです。平均的な塩ビ長尺シートと比較した場合、40%もCO2を削減することができます。また、風力発電など、枯渇することなく繰り返し利用できる再生可能エネルギーを100%使用して製造されています。
優れた耐久性
同じく環境に良いリノリウムと比較しても、「地球にやさしくサステナブル」という点では共通していますが、バイオマスロジンシートは化石燃料である石油を、既存の生態系の自然サイクルで生まれる松脂に置き換えた木質由来の塩ビシートです。木質由来原料でありながら通常の塩ビシートと同等の耐久性能を持ち、既存設備のまま天然資源の消費の抑制、かつ品質を落とさない製品設計を実現した画期的な商品です。
コラーナSの商品詳細はこちら
コラーナMの商品詳細はこちら
コラーナベンチの商品詳細はこちら
コラーナベンチ・Hの商品詳細はこちら
コラーナテーブルの商品詳細はこちら

 

アノンシリーズ(北海道産タモ材)

アノンを国産材で復刻
サステナブルな取り組みとして、国産材の活用が叫ばれています。SOGOKAGUでは、かつてベストセラーであった「アノン」を国産材で復刻しました。伐採証明の取れたフェアウッドである北海道産のタモ材を使い、肘なしと肘付きの2タイプをご用意いたしました。
カーボンニュートラルな社会へ
日本は国土の約66%が森林を占める、世界でも有数の森林国ですが、1980年頃から安い輸入材の需要が増え、国内の木材自給率は今や40%以下となっています。違法伐採のほとんどない国産木材の利用は、二酸化炭素排出量の削減に大きく貢献します。最近よく耳にする「カーボンニュートラル」は、二酸化炭素などの温室効果ガス排出を抑えて地球温暖化を阻止するための考え方や活動を指します。国産材や地域木材を利用することは、「カーボンニュートラル」に大きく貢献することになるのです。
アノンシリーズは2025年8月より出荷開始予定です。