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Our Sustainability Activities

私たちSOGOKAGUは、これまで「デザイン」と「品質」を追求した製品づくりに取り組むことで、みなさまに快適に過ごしていただける空間づくりを進めてまいりました。
しかし、これからはそれらに加え、より安心して暮らせる環境を残せるように、資源やエネルギーの有効活用、環境に配慮した製品開発を重点課題として、事業活動を行ってまいります。

具体的取り組み

SOGOKAGUでは具体的な活動として、
以下の取り組みを行っております。
1
ロングライフデザインへの取り組み
品質と耐久性の追求
品質と耐久性の追求
不特定多数が入れ代わり長時間使用することの多い「コントラクト家具」は、家庭用の家具と比べ、より高い耐久性が求められます。
SOGOKAGUは長年にわたるコントラクト家具製作の技術と経験により、ロングライフで高品質なオリジナル製品を安定して供給してまいりました。
また自社研究施設「DESIGN LABO」での強度試験環境により、JIS規格に準じた試験と検証のもとで製品開発を推進しております。
耐久性の高いモールドウレタンでの製品開発
耐久性の高いモールドウレタンでの製品開発
家具の素材として利用されるウレタンには、大きくわけて「スラブウレタン」と「モールドウレタン」の2種類があります。
SOGOKAGUは一般的に使用される「スラブウレタン」だけではなく、金型の中で溶剤を発泡させ、被膜構造を持つことで、より高い耐久性を獲得する「モールドウレタン」を採用することにより、ロングライフデザインを推進しています。
2
環境に配慮した
素材の採用
植物由来の素材の活用
植物由来の素材の活用
将来的に枯渇が懸念される化石由来の素材は、燃焼の際のCO₂排出によりサステナビリティの観点から、再生可能な素材への転換が急務となっています。
SOGOKAGUでは、素材を植物由来のものに置き替えた製品開発に取り組んでおり、さらなる環境負荷の軽減を目指しております。
国産木材の活用
国産木材の活用
日本のウッドマイレージ(木材輸送にかかる環境負荷)は約4000億kmにも及ぶといわれ、地球環境への大きな課題となっていました。
国産木材を利用することは、健全な森林サイクルを作るとともに、海外からの輸送にかかる燃料も必要ないため、CO₂の削減に貢献します。SOGOKAGUでは2014年から、国産木材を活用した製品開発を行っております。
3
廃棄を減らす工夫
裁断型データの最適化
裁断型データの最適化
SOGOKAGUの生産部門では、家具に張る生地の裁断作業時に「発注台数」と「生地巾」に応じて、ひとつひとつ型データを変更し、可能な限りロスの少ないパターンの配置で裁断作業を行い、廃棄量の削減に取り組んでおります。
生産額10万円あたりの廃棄量推移(グラム相当)
生地廃材のアップサイクル
生地廃材のアップサイクル
生産段階において、上記「裁断型データの最適化」のような取り組みを行っているものの、若干ながら余り生地が発生しております。
そこで、本来なら廃棄される余り生地を使い、クッションカバーやエコバッグなど様々な製品を作り、販売しております。
4
デジタル化の推進
カタログ部数の削減
カタログ部数の削減
SOGOKAGUでは、カタログの印刷時、および廃棄時に排出されるCO2削減のため、WEBを活用したデジタルカタログを併用することで、印刷部数の削減に取り組んでおります。
商品撮影のCG化
商品撮影のCG化
SOGOKAGUでは2023年度のカタログより、製品の写真撮影を廃止。すべてCGによる画像作成に切り替えることで、撮影用製品の製造や撮影セットなどの廃棄削減に取り組んでおります。
5
その他のプロジェクト
東京SR展示備品の見直し
東京SR展示備品の見直し
2022年7月1日、東京ショールームを品川に移転オープンいたしました。新しい東京ショールームのテーマは、「可変性」。倉庫のシステムを応用して、様々なレイアウトに対応できる空間に仕上げております。単管パイプや、廃棄される家具運搬用のパレットを組み合わせた展示台等は、分解可能で再利用可能な設計です。