船上でありながら地上の高級レストランと同等の居心地を実現するため、これまでの船舶設計の固定概念にとらわれず、いろいろな要件を検討しました。たとえば空間の中央にあった柱をどうすればなくせるか、間接照明のために天井を2、3cm単位で低くできないかなど、さまざまな検討を重ねることで居住性を高めています。
船外デッキにはソファベッドも計画し、映画のワンシーンのように、夜景をバックにお酒を楽しんでいただけます。
木のフレームの椅子や、背面が垂直な張りぐるみの椅子という感じではなく、空間の雰囲気にあわせて選んだのは、相合家具が得意とするモールドウレタンのエレファントチェア。サイズ感もピッタリでした。
プロジェクトの洋船デザイン。エレガントクルーズをコンセプトに、高級レストラン同様の贅沢な空間を実現している。
立地:大阪市中央区、用途:船舶、延床面積:90㎡、竣工:2018年3月
〇納入製品名:エレファントチェア